最近は外壁塗装ではなく、サイディング工事を依頼するという方も多いようです。しかし、サイディングと言っても様々な種類があり、それぞれに特有のメリットやデメリットが存在します。
【窯業系サイディング】
タイルや石積みのようなデザインが特徴的です。窯業系はデザインが豊富で、自分好みの外壁にカスタマイズしやすいです。また、耐震性や防耐火性にも優れています。ただし、他のサイディングよりも劣化しやすく、メンテナンスの頻度が多くなりやすいという点には注意が必要です。
【金属サイディング】
アルミニウムやステンレスなどの金属系でつくられているのが特徴的です。金属なので、外壁材質にも大変優れています。耐久性が高く、長期間メンテナンスを行う必要がないのは大きな利点だと言えるでしょう。ただし、窯業系サイディングと比べ、デザインのバリエーションはそれほど多くありません。そのため、他の人とは違う、自分だけのデザインにするのは難しいです。
【木質系サイディング】
天然の木を加工してつくられています。このため、どんな家のデザインにも溶け込みやすいです。しかし、自然の木材が使用されているので水に弱いなど、サイディング機能は他の外壁材と比べると少し劣ります。デザインに重点を置く人向けの外壁材だと言えるでしょう。
選択肢として、外壁塗装だけでなく、サイディング外壁で家をイメージチェンジするのもいいかもしれません。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分の家に合ったサイディングを取り入れてみることをおすすめします。