外壁塗装を高品質・低価格に

無機塗料の本当。耐久性差や質のバラつきに注意が必要

無機塗料とは、ここ数年の開発により誕生した次世代塗料です。

そして最近、非常に耐久性の高い塗料として無機塗料をすすめてくる業者が増えてきています。

しかし、無機塗料に関する情報はあまり多くはないので選んでいいのか迷われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、無機塗料についてお話していきたいと思います。

無機塗料とは

「無機物(炭素を含まないもの)」を配合して作られた塗料のことです。

身近なもので言えば、ガラスや鉱石などが無機物です。紫外線に強く、しっかりとした耐久性がある上、硬くて燃えにくい特長があります。無機塗料は主にケイ素やセラミックを主成分にしています。

無機物100%で作る塗料であれば半永久的に劣化しないものができますが、硬くて建物に塗ることはできなくなってしまいます。そのため、無機物の優れた性能を生かしつつ、有機物を混ぜて利用可能にした塗料が「無機塗料」です。

無機塗料の注意点として、「無機塗料の中でも質に幅がある」ということです。

無機塗料と一言で言っても、シリコンやフッ素と耐久性にそれほど大きな差がないものも存在します。理由として「無機塗料」の具体的な定義が不明瞭で、無機物が何パーセント含まれていれば良いかが決まっていないことが挙げられます

この様に、無機塗料と名乗るには幅がありますので一概に無機塗料だから良い!とは言えません。

しかし中には本当に良い無機塗料が存在するのも確かです。

見極めはとても難しいですが、無機塗料だからと安易に飛びつかないようにきちんと知識をつけて判断していただければと思います。