塗料の種類に、「艶消し」といったものがあります。
マットで落ち着いた高級感を演出でき、好まれる方もとても多い塗料です。
ですが、雰囲気が良いだけではなく、デメリット面も気になりませんか？
今回は、艶消し塗料のメリットとデメリットについて解説していきたいと思います。
♦メリット♦
外観：光を反射せず、つやを抑えたマットな仕上がりにより、外壁が自然で穏やかな雰囲気となります。
また、光沢感が抑えられるので高級感を演出することもできます。
変化：艶消し塗料は艶が抑えられているため、時間の経過による外観や雰囲気の変化がほとんどありません。
日光や照明：光を反射しにくい性質のため、日光や照明の影響を受けにくい特性があります。
♦デメリット♦
外観：艶有り塗料よりも耐久性・耐候性が劣ってしまいます。
変化：艶が少ない分、傷が目立ちやすく汚れも付着しやすいです。
コスト：艶有り塗料よりも耐久年数が劣るのに、塗料の金額は艶消し塗料のほうが少し割高です。
艶消し塗料は、和風な外観やモルタル壁を持つ方や自然な外観を希望する方にお勧めできます。
また艶消しの特徴を生かして、高級感も演出することができます。
艶消し塗料は艶有り塗料より耐久年数が劣るとはいえ、最終的な選択は外壁の色や状態、環境などにも左右されるため、ご自身の建物や周囲の景観に合わせて、「艶有り」「艶消し」の塗料を選ばれてはいかがでしょうか？
