外壁塗装を高品質・低価格に

実際の評価と異なる過剰表現をする塗料メーカーに注意

最近、塗料業界で注目されているのは、中堅の塗料メーカーが自社のブランドとして販売する代わりに、プライベートブランド(PB)として他社に提供する動きです。これをPB塗料と呼び、PB塗料会社が自社のメーカー塗料として販売しています。

そのほとんどが、大手塗料の塗料メーカーの商品ではなく安く仕入れることができる中堅塗料メーカーの商品となっています。

PB塗料は、大手塗料メーカーの塗料のようなテストを踏まえていないものが多いため、耐久性や機能性がどの程度のものかわかりません。

一般的に、中堅メーカーが製造する塗料は、大手塗料メーカーの塗料の耐久性や機能性を上回ることは期待されません。

中でも、大手塗料メーカーの技術でも20年以上の耐用年数を持つ塗料は未だ存在していません。

メーカーが相場より長期耐久性、高機能性を謳っていて尚且つ安く仕入れることができる塗料を使用したいのが塗装店の理想です。

そしてPB塗料会社は、耐久性や機能性の過剰表現と安さで取り扱い塗装店を増やしています。

塗装店は、一般的にPB塗料会社が安価でありながら高性能であると宣伝していることを信じ込みがちです。しかし、実際には塗料の品質や性能を見極めるのは難しく、製品の実力がどの程度かを正確に把握することは困難です。

塗装工事の安さの秘密は、逆に考えるとPB塗料会社の中堅塗料メーカーからの仕入れ値が凄く安いということになります。ですので、まともな塗料なのか疑問が生じます。塗装店は、「売りやすさ」と「高利益」が重なるため、PB塗料をお客様に提案する塗装店が全国的に急増しています。

まずは、頑なにPB塗料を勧めてくる塗装業者は一旦注意が必要でしょう。

大手塗料メーカーと言われているメーカーが作っている塗料であれば決められた試験をクリアし、品質的にも間違いなく確約されているので、下手に安いからとPB塗料を選ぶよりも安心安全の大手塗料メーカーを選ぶほうが安心ということです。