外壁塗装を高品質・低価格に

屋根塗装における縁切りの必要性について考えてみましょう

日本では台風や地震が頻繁に発生しますが、耐久性が高く、強い雨風や地震の揺れにも耐えることができる屋根は、私たちの生活に欠かせません。

高所に位置しているため、普段目にする機会が少ないかもしれませんが、屋根は住まいにとって重要な建材の一つです。

重要な屋根を長持ちさせるために必要な屋根塗装。その中に縁切りというものがあります。

それは、屋根材と屋根材の間に隙間をつくる作業のことです。

塗装をしたのにわざわざ隙間をつくるの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、これはとても大切な作業です。

屋根と屋根の重なる部分の隙間が塗膜で密閉されると、屋根材の間から雨水が侵入したり、湿気が閉じ込められて結露が発生する可能性があります。

縁切り作業によって隙間を確保し、水の排水経路を確保する必要があります。

これによって屋根が十分な通気を確保し、呼吸できるようになります。

現在は、タスペーサーという道具を用いる業者が増えています。

このタスペーサーを屋根材同士の間に挿入することで、適切な隙間が確保されます。

カッターなどの縁切り作業に比べて、タスペーサーを使用することで作業時間を短縮できます。

この様に、屋根からの雨漏りを防ぐためにも縁切りという作業はとても大切になります。

特に、スレート屋根の塗装時には、縁切り作業が必要不可欠です。

なぜなら、縁切りを行わないと屋根の内部に水がたまり、雨漏りの原因となる可能性があるからです。

縁切りは雨漏りを防ぐために非常に重要な作業です。

慎重に判断して、後悔のない塗装工事を実施しましょう。