外壁に使用される塗料にはいくつかの種類があり、その一つにウレタン塗料があります。ウレタンは、数ある塗料の中でも使いやすいとされています。
一昔前まで、ウレタンはとても人気の高い塗料でした。コストパフォーマンスが高いとされていたからです。ところが、現代ではシリコン塗料が主流になりつつあります。それに伴い、昔に比べて需要も減ってしまいました。しかし、前述したように、ウレタン塗料は、外壁塗装において使用しやすい塗料の一つとされ、現在も根強い人気を誇っています。
ウレタン塗料のメリットに、使用範囲の広さが挙げられます。外壁塗装だけでなく、家具などにも利用することが可能です。この利用範囲の広さ、使いやすさが、他の塗料にはないメリットだと言えるでしょう。また、他の塗装材料と比べて光沢のある仕上がりになりやすく、外壁に高級感を持たせることが可能になります。
逆に、ウレタン塗料のデメリットとして、性能が全体的にやや劣る点が挙げられます。塗装材料の中でも単価が安いことは利点の一つなのですが、それゆえに耐久性などに少し穴があります。耐用年数が10年弱とやや短めで、紫外線に弱く、汚れがつきやすいというデメリットもあります。ウレタン塗料を使用するのであれば、これらの欠点を考慮しておく必要があるでしょう。
昔から使用され続けているウレタンは、魅力ある塗料の一つです。塗装する際の選択肢の一つとして、ウレタン塗料のメリット・デメリットをしっかり把握しておきましょう。
